2017年12月28日木曜日

今年の総括と来年の目標


 本年もリハラボをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。


来所いただいているご利用者様を始め、ご家族様、ケアマネージャー様や関係者の皆様方、そして現場で日々奮闘してくださるスタッフにおかれましても、この場をお借りしまして、感謝申し上げます。


 2017年は我々にとって変化と躍進の年となりました。

新規店舗の開設に加え、訪問看護ステーションの規模拡大、各デイサービスでも定員の増加や日曜営業の開始など多様な変化がありました。

 その都度変化に柔軟に対応してくれた現場のスタッフや、引き続きご愛顧くださるご利用者様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 デイサービス・訪問看護ステーションともに他事業所との競争が激化していく中、変化を受け入れチャレンジし続ける事が最も重要である事を痛感した一年でした。

そんな中、一貫して変わらずに強く思うのは、ご利用者様に対してリハビリを中心としたサービスを継続的に提供し続けていく事が何よりも重要ということです。

 リハラボがご利用者様から愛されている施設だということを肌で感じていたからこそ、スタッフ一人一人がご利用者様第一主義で考え、行動できたのだと思います。


 我々は施設が変化していく中で、リハラボのスタッフの素晴らしさを改めて感じる事ができました。懸命に働いてくれるスタッフに対して何を考えていくべきか、どんな環境を整えていくべきか…。ご利用者様への感謝の気持ちと同様に、スタッフの働き方に関しても今まで以上に真剣に日々思いを巡らせた一年でした。

 来年は「スタッフがいかにやりがいを持ち楽しく働くか」がひとつの運営のテーマだと考えています。

 スタッフがやりがいを持ち楽しく働く事が、ご利用者様へのサービスの質を更に向上させていくと信じています。同時に、来年は「地域包括ケアの一端で我々がリハビリを中心として何ができるか?」を徹底的に考え、スピード感を持ってそれを実行していきたいと思います。

 超高齢化社会が進む中、社会保障の財源は依然厳しい状況が続きます。
そんな中、我々のように地域に密着し、リハビリを中心としたサービスを提供している事業所に一体何ができるか?若輩者ながら懸命に考え、素晴らしいスタッフと共に新しいチャレンジを続けて行きたいと思います。

  来年もリハラボは「訪問看護+デイサービス」でのリハビリにより、ご利用者様に継続的に安心安全なサービスを提供し、リハビリを中心に杉並地区の地域包括ケアの一端を担う企業として更に基盤を固められるよう、懸命な企業努力を続けてまいりたいと考えております。

今年1年間、本当にありがとうございました。

来年もどうぞリハラボをよろしくお願いいたします。

株式会社 Reha Labo Japan 代表取締役 竹下健輔


2017年12月23日土曜日

リハラボ全体集会&忘年会

 先週の金曜日、定期的に開催している「リハラボ全体集会」をリハラボ高円寺で開催しました。

全体集会は我々運営側の考えや今後の会社の方向性を、スタッフに明確に伝えることを目的として年に数回程開催しています。













 リハラボの現在置かれている状況、目指すべき方向性、またスタッフは何を思い何のためにリハラボで働くのか?
シンプルなテーマをスタッフの皆さまにお伝えする大変重要な機会となりました。

この全体集会は、私自身年間を通じて最も重要な仕事の一つと捉えています。そのため、毎回全力投球でスタッフの皆さまへメッセージを伝えているつもりです。  

 全力投球しすぎて多少空回りする事もありますが、温かく優秀なスタッフ達がしっかりと話を聞いてくれる姿にこちらも身が引き締まります。


 今回のテーマはシンプルに「初心に戻りご利用者様と向き合う」でした。

シンプルながらもとても大事なメッセージが少しでもスタッフに伝われば幸いです。



 今回は新たな取り組みとして、スタッフ間でのコミュニケーションを高める事と、今後のリハラボ『クレド』作成のためのグループワークも行いました。

 グループワークは「ほめほめゲーム」を行いました。リハラボのスタッフの中で人を褒めるのが最も上手なのは誰か?それぞれの施設のスタッフ達が、お互いを第一印象で褒め合い、第1回ほめ上手チャンピオンが決まりました。

















グループワークを通じて、人を褒める事の喜び、人から褒められる事の喜び、そしてコミュニケーションの重要性改めて感じていただければ幸いです。


 そして、今回は全体集会終了後そのままの流れでリハラボ高円寺内で忘年会を開催しました。

これも初めての試み、一度実施してみたかったので私としてはとても嬉しかったです。


ほめほめゲームで心がほぐれた後の施設内での忘年会。

リハラボの忘年会史上、最も盛り上がったと思います。

普段話せない多くのスタッフとも話すことが出来て、私自身もとても楽しい時間となりました。

忘年会幹事は準備等大変だったと思います、大変お疲れ様でした。

改めて素晴らしいスタッフ達がそろっている事を感じた一日。
















今後もこの素晴らしいリハラボのスタッフ達と共に歩んでいける事を誇りに思います。


来年も皆で頑張っていきましょう。




株式会社 Reha Labo Japan 代表取締役 竹下 健輔 







2017年12月1日金曜日

6周年によせて

12月1日ー
今日はリハラボ高円寺の開設記念日です。
早いもので6周年を迎えることが出来ました。

6年前の今日、12月1日に杉並区は高円寺でリハラボは生まれました。
「地域に本当のリハビリを広めたい」
「リハビリって楽しいものなんだ」
そんな想いを広めたい一心で
突っ走ってきた6年間でした。

 思い起こせば、当初はリハビリの知識はあるものの、
介護保険の知識も浅く、施設運営のノウハウも
持ち合わせていない中、高円寺圏内の地域包括支援
センターや居宅介護支援事業所の
ケアマネージャーさんをはじめ、
東京都や杉並区の介護保険課の担当者の方、
近隣住民の方、利用者様、利用者様のご家族様、
そして素晴らしいスタッフの方々・・・。
本当にたくさんの方々の
助けをいただきながらなんとか運営を
続けてくることが出来ました。
















お陰様で、地域の皆様に愛されて、
今では区内に4店舗のデイサービスと訪問看護ステーション1ヵ所を
運営するまでに成長することが出来ました。

ここまでの道のりを振り返ってみると月並みではありますが、
「感謝」の一言に尽きます。

たくさんの方々に支えられて来たからこそ、今があるのだと思います。

これからも初心を忘れずに「今できる最良のこと」を
全力で取り組んでいきたいと思います。










今後ともリハラボをご愛顧くださいますようよろしくお願い申し上げます。

株式会社 Reha Labo Japan 取締役 儘田佳之











2017年11月24日金曜日

Roboticsリハビリ機器HONDA歩行アシスト 導入検討中!


先日、リハラボ高井戸にて、今話題の「HONDA歩行アシスト」のデモンストレーションを
本田技研工業株式会社の担当者様をお招きして行いました。

まずは動画をご覧ください。↓


引用【HONDA 歩行アシスト/さあ次は一緒に何めざす?】



「HONDA歩行アシスト」は本田技研工業株式会社が、二足歩行ロボットASIMOの開発等で培った
「ロボテクス」の技術を応用し開発された歩行リハビリに特化した最新のリハビリ機器です。

リハラボでは現在「HONDA歩行アシスト」の導入を積極的に検討しています。







 いよいよリハビリ業界にも本格的なRoboticsの波が押し寄せてきてます。
弊社でも潮流に乗り遅れないよう、最新情報の収集を常に行ってきました。

 数年前は不安材料がとても多かった分野ですが、近年ようやくエビデンスと実績が伴ってきました。

 最新機器が日々開発・実用化される中、特に「HONDA歩行アシスト」は
リハラボで様々な分野での活用が期待できます。














 



HONDA歩行アシストは理学療法士による歩行分析と機器の設定・出力の繊細な調整が必須となります。
今回のデモを通じ、このような機器の使用に関しては専門職の知識と経験、技術が伴い初めてその威力を発揮する事を痛感しました。

 デイサービスで導入する場合、専門知識を持った理学療法士をしっかりと配置し、
なおかつリハビリに対して真剣に取り組んでいる組織でないと運用が難しいと思いました。

弊社のような施設が運営するデイサービスでこそより有用に効果を発揮することでしょう。
 当日参加した弊社所属の理学療法士約10名には実際に装着してもらい、
後日貴重な意見をもらいました。

 












やはりリハラボの専門職達が懸念するのは、実際に運用する際のリスク管理や具体的な運用方法についてです。
麻痺側の緊張コントロール、転倒予防、目標設定など様々なマネジメントが
キーポイントなってきます。


 クリアしなければならない問題点はあるものの明確な指標の元にリスク管理を徹底して運用すれば、
麻痺側の促通にとどまらず、パーキンソン病等の神経難病、
廃用による筋力低下など様々な疾患に対して適応となります。

 さらには、理学療法士の歩行分析能力が必須となるため、
専門職スキルアップのきっかけになることも付け加えておきます。

 現在プロジェクトチームを組み、訪問看護ステーションでの活用や自費リハビリへの展開も
視野に入れた話し合いを進めております。














 



入院時は最新の機器を使用したリハビリを受けられるものの、
退院し在宅に戻ると先進的なリハビリを受ける事が難しいのも現状です。

地域の皆様のためにも、新しい事に積極的にチャレンジしていく事が弊社の基本的考えです。

今後社内で議論を重ね、導入に向けて積極的に検討していきたいと考えております。

また進捗状況を随時お知らせしていきます。


株式会社 Reha Labo Japan 代表取締役 竹下 健輔

2017年11月11日土曜日

理学療法士派遣に感じる可能性

11月5日の朝日新聞の記事より

『厚生労働省は、介護が必要な高齢者が日中に通うデイサービスの事業所について、リハビリの専門家と連携すれば介護報酬を増やす方針を固めた。』
朝日新聞デジタルより抜粋

記事詳細
http://www.asahi.com/amp/articles/ASKC30DQ8KC2UTFK01C.html



 先般開催された社会保障審議会でも活発な話し合いが行われ、下記の概要が発表されました。


~これまでの議論における主な意見について~

<外部の通所リハ事業所等のリハビリ専門職との連携による機能訓練の普及>

〇 機能訓練指導員を外付けでも可能にするとか、規模の小さい事業所でも専門職が関与しやすい仕組みをつくることが必要ではないか。

〇ただ単に専門職を置いたかどうかではなくて、例えば機能訓練加算に上乗せ加算とし て、法人内の経営する他の介護サービス事業者や、病院等に従事するOT・PT・STなどが 通所介護事業所の機能訓練指導員に対して直接訓練の指導をする体制を整えた場合の評 価というような加算も考えていいのではないか。

〇通所介護と訪問介護等を利用している方は、リハビリ専門職のいるようなところ、例えば訪問リハとか老健施設のショートや通所リハで半年に1回など、定期的に評価を義 務づけて、もし悪化する場合には、すぐにその悪化を食いとめるようなサービスに移行 するというようなインセンティブをぜひ考えるべき。

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 リハラボは理学療法士(上記でいうリハビリ専門職に該当)を複数名常駐させ、質の高いリハビリサービスを提供する事により地域でのリハビリに関する実績を地道に積み上げてきました。



 そんな中、理学療法士が常駐でなくとも『連携により介護報酬を増やす方針』という文言に始めは驚きを覚えました。

 まだまだ審議の段階だとは思いますが、どのような配置でどれほどの報酬増(加算)となるのかとても気になる所です。

 我々のような株式会社でも介入の余地があるのかすらまだわからない状況です。




 しかし、連携による報酬増の方針は地域全体で考えるととても明るい未来が垣間見えます。

我々のようなリハビリを軸に施設運営を続けおり、理学療法士等の専門職を多くかかえる企業が主軸となりリハビリを通じて地域がより豊かになる可能性があるからです。



 あくまでも仮定の話ですが、1日1時間~2時間程度、派遣先は中規模施設と仮定した場合、次のような連携が可能です。

〇ご利用者様の定期的な評価・アセスメント
〇個別・集団でのリハビリプログラムを作成
〇現場スタッフへのリハビリ、介助方法等の指導・アドバイス
〇施設環境の整備アドバイス
〇自主トレプログラムの作成
〇集団体操の実施
〇個別の相談・アドバイス  などなど





 おそらく何かしらの制約が出ることは予想されますが、多種多様なかかわりにより地域におけるデイサービス全般のリハビリに対するリテラシーを向上する取り組みが可能となります。

 結果的に自立支援の活性化、重度化の予防、そして各自治体の医療・介護の財源全般の抑制につながることも考えられます。


 非常に可能性を感じる展開でなので今後の動向をしっかりとチャックし、リハビリを主軸とする施設運営を続ける企業として地域でできることを考え、実行していきたいと思っています。



 
株式会社 Reha Labo Japan 代表取締役 竹下健輔








2017年11月5日日曜日

胡蝶蘭をいただきました。

 小田原で訪問看護ステーションを運営している私の大先輩が、
リハラボ高井戸の開設祝いに遠方より訪ねてきてくださいました。

 お忙しい中実際に足を運んで来てくださると、
その気持ちが直接伝わり感謝の気持ちが溢れます。
また開設祝いのお品として見事な胡蝶蘭をいただきました。
 本当にありがとうございました。



 調べてみると胡蝶蘭の花言葉は「幸が飛んでくる」だそうです。
リハラボに幸せがやってくる事と同様に、ご利用いただく地域の皆様にも
幸せが蝶のように飛んでくる事を心より願います。


株式会社 Reha Labo Japan 代表取締役 竹下 健輔

2017年11月2日木曜日

リハラボ高井戸店新規OPENのお知らせ

リハビリ専門デイサービスとしては4店舗目のリハラボ高井戸店が本日11月1日無事に営業を開始いたしました。


開設前にも見学やお問い合わせ、多数いただきまして誠にありがとうございます。

これまでの施設運営の経験を活かしつつ、まずはひとつひとつの対応を丁寧に行うこと、
ご利用者様一人ひとりと全力で向き合っていく事をしっかりと意識していくことが大切だと考えています。


これからも地域の皆様のお役に立てるよう、スタッフ一同頑張ってまいります。

今後ともリハラボをご愛顧くださいますようよろしくお願い申し上げます。


株式会社 Reha Labo Japan
 代表取締役 竹下 健輔


2017年11月1日水曜日

ホームページのリニューアル!「運営日記」始めます。

 この度、リハラボのホームページがわずかではありますがリニューアルしました。
現場スタッフが綴る「リハラボブログ~日々のこと」に加えて、新たに「運営日記」を開始します。



 「リハラボブログ~日々のこと」は、現場のスタッフ達によるさまざまな取り組みを多くの皆様に伝えることを目的に始めました。内容は日々ご利用者様に対して提供しているリハビリを中心としたサービス内容、各施設のユニークな取り組み、専門職としての勉強会の報告など多岐に渡ります。
 リハラボのスタッフ達が、毎日ご利用者様に対してベストを尽くしている姿勢が少しでも皆様に伝われば幸いと思っております。



 「運営日記」では、施設運営にかかわる内容や、オフィシャルな情報発信、社外に向けた広報、今後の事業展開等々の内容を中心に更新していきたいと考えております。

「リハラボブログ~日々のこと」と合わせて、「運営日記」もお時間のある時にはちょっと覗いていただければ嬉しいです。



 今後ともリハラボをどうぞよろしくお願いいたします。




株式会社 Reha Labo Japan 代表取締役 竹下健輔